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特に大学・大学院で化学を学ぶ上での英語の重要性は非常に高いです。
どこで英語を使う?
大学・大学院へ行けば論文を見る機会が増えてきます。大学院なら英語で論文を書かされることもあるでしょう。
基本的に論文はできるだけ多くの人が読めるように英語で書かれています。反応式や表等を見れば大体どういう内容の論文かは分かりますが、細部まで理解することはできません。論文を読み書きする際には英語は必要となります。
日本語はダメ
何か化学を学んでいて分からないことがあった時、インターネットでキーワードを入れて調べたりすることがあるかと思います。この調べたい内容が比較的簡単な事柄ならば日本語で検索しても大丈夫です。
しかし、高度な内容の場合は日本語で調べても詳しく解説しているサイトが見つからなかったり、ヒットすらしない場合もあります。こんな所でも英語は力を発揮します。検索するワードを英語にすると、欲しい情報が得られることは多々あります。
例えば、テトラフェニルポルフィリンという化合物について調べるとします。日本語で「テトラフェニルポルフィリン」と検索してWikipedia(日本語)へ言った場合と、英語で「tetraphenylporphyrin」と検索してWikipedia(英語)へ行った場合の情報量を比べると、明らかに英語版の方が多いですし、図等があってわかりやすいです(2016/12/15)。
大学・大学院へ行くと海外に行くこともありますし、自分の研究室にイマイチ日本語が喋れないが英語なら喋れるという学生がいる場合もあります。勿論、そのような日本語を喋れない人と研究内容について会話するなんていうコミュニケーションが必要になってきます。
今は翻訳アプリがあるなんて言ってる場合ではありません。研究発表を英語で行うこともありますし、英語で発表に対して質問されることもあります。
この先、大学・大学院へ行くならば英語は付き纏ってくるということですね。
英語は現代社会で非常に重要な言語です。特に大学・大学院での学術研究や仕事においては、その重要性が増してきます。大学・大学院だけでなく、社会での仕事においても英語が必要とされる理由を挙げたいと思います。
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国際的なコミュニケーション:
世界中の研究者や専門家とコミュニケーションを取る場合、英語が共通の言語として使われることがほとんどです。国際学会や研究者間のネットワーキングでは、英語を使いこなすことで情報の交換や最新の研究動向を把握することができます。
論文の理解と発表:
多くの学術論文は英語で書かれています。そのため、大学・大学院での研究や研究発表において、英語の読解と論文の執筆スキルが不可欠です。また、自分の研究成果を国際的な舞台で発表する場合にも、英語での発表が求められることがあります。
インターネットの情報収集:
専門的な知識や情報をインターネットで調べる際にも、英語は重要なツールとなります。高度な内容や最新の研究については、日本語の情報だけでは限られてしまうことがあります。英語を理解できることで、より豊富な情報を得ることができます。
グローバルなビジネス環境:
現代のビジネス環境は国際的な要素が増しており、多国籍企業やグローバルなプロジェクトが増えています。ビジネス上のやり取りや会議においても英語が使われることが多く、英語のコミュニケーション能力は求められるスキルの一つとなっています。
転職や国際的なキャリア:
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これらの理由から、大学・大学院での学術研究や仕事だけでなく、社会でのキャリアにおいても英語は欠かせないスキルとなっています。苦手意識を持っている人もいるかもしれませんが、努力と練習を重ねることで必ず克服できるものです。英語を学ぶことで、より広い世界とコミュニケーションをし、自身の成長や可能性を広げることができるでしょう。